News Release
カーライル、日本のバイアウト投資向け第5号ファンドで4,300億円の資金調達を完了
カーライル・ジャパン・エルエルシー
グローバル投資会社であるカーライル(NASDAQ: CG)は、本日、日本のバイアウト投資向け第5号ファンドであるカーライル・ジャパン・パートナーズV(以下「CJP V」)の資金調達を完了したことをお知らせ致します。CJP Vの資金調達額は、ジェネラル・パートナーおよびその関係会社によるコミットメントを含めて4,300億円となり、リミテッド・パートナーによるコミットメントの上限額に到達しました。これは、Preqinのデータに照らすと[1]、日本市場に特化したバイアウトファンドとして最大の資金調達となります。
CJP Vは国内外の投資家から力強い需要と支援を受け、前回の第4号ファンドを7割近く上回るファンド規模となりました。CJP Vは、「テクノロジー・メディア・通信(TMT)」、「消費財・小売・ヘルスケア(CRH)」、「製造業・一般産業(GIG)」の3つの分野におけるアッパーミドルマーケットの企業への投資機会を中心とした実績ある戦略を継続し、事業承継、カーブアウトおよび戦略的非公開化に関する案件に注力していきます。
カーライルの日本共同代表である山田和広と富岡隆臣は、「日本のバイアウト投資向け第5号ファンドの資金調達を完了できたことを嬉しく思うとともに、投資家の皆様の信頼とご支援に感謝しています。日本市場は、プライベート・エクイティ投資にとって勃興期を迎えています。カーライルは、これまでで最大規模の日本のバイアウト投資向けファンドを組成したことで、事業を次のステージに引き上げたいと考えている創業者や経営陣の適切なパートナーとして協働することにより、投資家の皆様のために投資機会を獲得し続ける体制を整えました。」とコメントしました。
カーライルの最高経営責任者であるハービー・シュワルツは、「当社にとって戦略的に重要な市場である日本へのコミットメントを大きく強化できたことを、嬉しく思います。カーライルは20年以上にわたり、日本のプライベート・エクイティ市場の成長と発展に主導的な役割を果たしてきました。カーライルは、日本企業の価値を創造し、投資家の皆様に魅力的なリターンを提供するために、日本における専門知識と豊富なグローバル・リソースを活用してきました。今回の資金調達の成功は、当社の日本チームが築き上げてきた事業基盤、そして持続可能な長期的価値を継続的に提供する当社の能力に対する、投資家の信頼の証であると考えています。」とコメントしました。
カーライルの日本におけるバイアウト投資のプラットフォームは、2000年以来、約40件、総額4,500億円を超えるプライベート・エクイティ投資を行ってきました。投資先の日本企業に対して事業変革と持続的な成長をもたらす投資実績には定評があり、日本経済にも貢献しています。2021年に投資を開始した日本のバイアウト投資向け第 4 号ファンドであるカーライル・ジャパン・パートナーズ IVは、東京特殊電線株式会社(現 株式会社TOTOKU)、株式会社ユーザベース、岩崎電気株式会社および星光PMC株式会社という近時の4件を含めて、これまでに計12件の投資を行いました。
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カーライルについて
カーライル(NASDAQ: CG)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「グローバル・インベストメント・ソリューションズ」の3つの事業分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に賢明な投資を⾏い、価値を創造することであり、2024年3月末時点の運用資産は総額で約4,250 億ドルに上ります。現在、世界4 ⼤陸の28 拠点に2,200 名以上の社員を擁しています。
詳しくは、www.carlyle.com をご覧ください。また、LinkedIn やXでカーライルをフォローしてください。
【本件に関するお問い合わせ先】
カーライル広報代理:
ブランズウィック・グループ 宇井理人、大山丈二
電話番号:090-6538-2109 / 080-7340-1015
Email:carlylejp@brunswickgroup.com
[1] 出所:Preqin:主として日本市場を投資対象とするバイアウト・ファンド(2024年5月1日現在)。