News Release
カーライル、ハービー・シュワルツ氏を新たなCEOおよび取締役に任命
関係各位
2023年2月8日
※当資料は、2023年2月6日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です
カーライル・ジャパン・エルエルシー
カーライル、ハービー・シュワルツ氏を新たなCEOおよび取締役に任命
グローバル投資会社であるカーライル(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広)は本日、カーライルの取締役会が、2023年2月15日付けでハービー・シュワルツ氏を最高経営責任者(CEO)兼取締役に任命することを全会一致で決議しましたので、お知らせいたします。また同日付でビル・コンウェイは暫定CEOを退任しますが、引き続き取締役会共同会長として職務にあたります。
シュワルツ氏はゴールドマン・サックス・グループ(NYSE: GS)の元社長兼共同COOであり、それ以前はCFOとして同社の重要な財務およびリスク管理プロセス並びに資本配分戦略を管掌していました。シュワルツ氏はまた、同社の様々なオペレーションを率いて、証券部門や投資銀行部門においてゴールドマン・サックスの顧客基盤拡大に大きく貢献しました。
35年以上にわたる金融業界での経験を有するシュワルツ氏は、複数の大規模かつ収益性の高い事業を率い発展させてきた豊富な知見、およびグローバル資本市場や顧客ニーズに対する深い理解をカーライルへもたらします。シュワルツ氏は、豊富なオペレーション実行の実績を有しているだけでなく、いかなるマクロ環境や規制環境の中であっても成長機会を捉えるために、個人やチームの能力を引き出しパフォーマンスを向上させる能力を兼ね備えています。
シュワルツ氏は、カーライルがこれまで進めてきた事業の多角化をさらに進展させ加速させるべく、戦略を策定・実行することとなります。また、カーライルをさらに成長・発展するための新たな投資機会を探り、ファンドの投資家に対して持続可能なパフォーマンスを提供し、株主価値を大きく向上させる役割も担うこととなります。
カーライル取締役会共同会長のビル・コンウェイとデイビッド・ルーベンシュタインは「シュワルツ氏は高い収益性と競争力を持つグローバル金融機関において豊富なリーダーシップ経験を有し、様々な事業を築き上げてきた人物として広く知られています。取締役会は、シュワルツ氏のこれまでの経験、実績および能力を踏まえ、カーライルの強固なオペレーション基盤、ワールドクラスのブランド、およびコラボレーションやパフォーマンスを重視するカルチャーを活かしつつカーライルをさらに前に進めることの出来るリーダーとして、シュワルツ氏を全会一致で選任しました」とコメントしています。
カーライルの暫定CEOの役割も担ってきたビル・コンウェイは「この移行期間中、カーライルの戦略遂行をサポートしてくれたシニア・リーダーシップ・チームに感謝しています。シュワルツ氏が、リーダーシップ・チームと共にカーライルを率い、この先に待ち受ける大きな機会を捉えるべく、カーライルのポジションをさらに強固なものにしていくにあたり、取締役としてサポートしていきます」とも述べています。
次期CEOとなるハービー・シュワルツ氏は「ワールドクラスのブランドをもつ一流の投資会社であり、業界トップクラスの人材による差別化されたグローバルプラットフォームを擁するカーライルの一員となることを楽しみにしています。カーライルがさらに進化・成長し、その投資家、株主そしてあらゆるステークホルダーにとって長期的な価値を生み出すというミッションを実現する機会は豊富にあります。カーライルのシニア・リーダーおよびグローバル・チームの皆と共に、カーライルの強力な基盤を元に、足元の市場環境および将来における様々な機会をしっかり捉えていきたいと考えています」とコメントしています。
カーライルの筆頭社外取締役のロートン・フィットは「CEO選定委員会が、多くの候補者の中、厳格なプロセスにおいて、シュワルツ氏のような深い知見および能力を有するリーダーを選定したことを大変嬉しく思います。また、取締役会全体を代表してコンウェイ氏に対し、この移行期間中に暫定CEOの職を引き受け、リーダーシップ・チームと手を携え、シュワルツ氏の元でカーライルがさらなる成功を収めるための準備を進めてくれたことに謝意を表します。取締役会としては、シュワルツ氏が将来に向けてカーライルの強みを活かし、カーライルの地位をより堅固なものとし、株主をはじめとするあらゆるステークホルダーにとって大きな価値創造を実現できると確信しています。シュワルツ氏と共に職務にあたることを楽しみにしています」とコメントしています。
なお、以前ご案内の通り、第4四半期業績および2022年通期業績についてのカンファレンス・コールを2023年2月7日午前8:30(米東部時間)に行います。
ハービー・シュワルツ氏 略歴
ハービー・シュワルツ氏(58歳)はゴールドマン・サックス・グループの元社長兼共同COO。
1997年にゴールドマン・サックスに入社した後、CFO、証券部門の共同グローバル・ヘッド、証券のセールス部門のヘッド、北米セールスのヘッド、および米州ファイナンシング・グループの共同ヘッドなどの要職を多数歴任。同社のマネジメント・コミッティーのメンバーを務め、リスク委員会、規制改革のスティアリング・コミッティー、資本委員会、ファイナンス委員会の共同ヘッドも務めました。シュワルツ氏はゴールドマン・サックスの投資方針委員会を創設し、自身もメンバーを務めました。
ゴールドマン・サックス入社前は、1990年から1997年に在籍したシティコープ社を含む複数の金融機関で計10年間勤務しました。
シュワルツ氏は現在、投資家兼アドバイザーとして、投資およびフィランソロピー活動に幅広く関与しています。メンタルヘルス関連や、ファイナンスの分野でキャリア構築をしたい女性や若者を次世代のビジネス・リーダーに育成する取り組みなども行っています。
また、ロンドンとニューヨークでクリアリングおよび決済事業を行っているThe Bank of London社のグループ会長兼社外取締役を務めています。さらに、サンフランシスコのフィンテック企業SoFi Technologies社や、脳に疾患を抱える人たちが健康で生産的な生活を送れるようサポートするための共同調査研究を推進するNPOであるOne Mindの取締役も務めています。
米ラトガース大学で学士号を取得したシュワルツ氏は、同大学の理事会メンバーを務め、Hall of Distinguished Alumniのメンバーでもあります。また、シュワルツ氏はコロンビア大学で経営学修士号(MBA)取得しています。
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カーライルについて
カーライル(CG:NASDAQ)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「グローバル・インベストメント・ソリューションズ」の3つの分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、投資家、投資先企業、我々が生活し投資活動を行っている社会の為に有効に資金を投資し、価値を創造することであり、2022 年9月末時点の運用資産は総額で3,690億ドルに上ります。現在、世界5大陸の29拠点に約2,100名以上の社員を擁しています。
詳しくは、www.carlyle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
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+1 (212) 813-4815
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