News Release
株式会社ツバキ・ナカシマの株式取得手続きの完了に関するお知らせ
グローバルに展開するオルタナティブ(代替)投資会社であるカーライル・グループ (日本共同代表:安達保/平野正雄、本社:米国ワシントンDC、以下:カーライル)は本日、2011年3月1日に発表いたしました、野村プリンシパル・ファイナンス株式会社(以下NPF、執行役社長:永松昌一)が保有する株式会社ツバキ・ナカシマ(代表取締役社長:近藤高規、本社:奈良県葛城市、以下ツバキ・ナカシマ)の全株式(潜在株を除く議決権比率:96.56%)取得について、当初の予定通り、株式取得手続きが完了したことをお知らせします。今回の株式取得完了を受け、同社の中長期的な成長を全力で支援してまいります。本件に関して、カーライル マネージング ディレクター 日本共同代表である安達保は次のように述べています。「震災害による困難な状況の中、関係者の多大なるご協力により無事に株式取得手続きを完了することが出来ました。この度の震災害により日本全体が大きな影響を受けることは避けられないと考えておりますが、我々は中長期的な視点に立ち、ツバキ・ナカシマの事業成長を支援することを通じて、日本経済復興に微力ながら貢献していく所存です。」
【カーライル・グループについて】
カーライル・グループは、グローバルに展開するオルタナティブ(代替)投資会社です。4つの投資分野「バイアウト」「リアルエステート」「グロース・キャピタル」「レバレッジド・ファイナンス」で76のファンドを運営し、その運用額は総額で約977億ドルにのぼります。グローバルな視野とローカルな洞察力を併せ持つ約440名以上の投資プロフェッショナルが、北米、欧州、アジア、オーストラリア、中東・北アフリカ、中南米における19カ国で投資活動を展開しています。カーライル・グループは、航空・防衛、自動車・輸送、消費財・小売、エネルギー・電力、金融、ヘルスケア、産業、インフラ、テクノロジー・サービス、通信・メディアといった業界に投資を実施しています。1987年の設立から1,015の案件に合計647億ドルもの投資をグローバルで実施してきました。現在、カーライル・グループに対して、世界73カ国、1,300以上の投資家が資金運用を委託しています。日本においては日本人のみからなる投資プロフェッショナルが、バイアウト、リアルエステートの2分野において積極的な投資活動を展開しております。詳細はウェブサイト www.carlyle.jp をご参照ください。
【株式会社ツバキ・ナカシマについて】
ツバキ・ナカシマは世界有数の鋼球専門メーカーであり、1936年の設立以来、球面加工技術を強みとし、精度の高い球面のボールを、大量に、安定的でかつ安く作れる仕組みを構築し、国内外のベアリングメーカーを中心に顧客基盤を築いて参りました。主な事業としては、先に述べました「鋼球事業」、鋼球の技術を利用したボールねじ、ボールウェイの製造を行っている「精機事業」及び長年培ってきたノウハウを活かした中・大型送風機の製造を行っている「送風機事業」からなり、日本・北中米・欧州・アジアの拠点を基にグローバルな事業展開を行っております。詳細はウェブサイト http://www.tsubaki.com/ をご参照ください。
【この件に関するお問い合わせ先】
■ カーライル・グループ
広報代理店:オグルヴィ・パブリック・リレーションズ・ワールドワイド・ジャパン株式会社
担当:友永/内田/藤原Tel:03(5793)2376、2380、2341
E-mail:yuzo.tomonaga@ogilvy.com, kozo.uchida@ogilvy.com, akiko.fujiwara@ogilvy.com