News Release
ディバーシー合同会社の全持分取得に関するお知らせ
報道各位
カーライル・グループ
グローバルに展開するオルタナティブ投資会社であるカーライル・グループ(日本共同代表:安達保/山田和広、本社:米国ワシントンD.C.、CG: NASDAQ、以下:カーライル)は、米国シールドエアー・コーポレーション(Sealed Air Corporation、本社:アメリカ ニュージャージー州、以下:シールドエアー)グループが保有するディバーシー合同会社(本社:神奈川県横浜市、以下:ディバーシー)の全持分を取得し、同 社経営陣によるマネジメント・バイアウトを支援することについて、2012年10月30日(米国時間)、最終合意いたしました。新社名につきましては、引 き続きディバーシー合同会社となります。本件に充当されるエクイティ資金はCarlyle Japan Partners IIより拠出されます。
ディバーシーは主として法人顧客に対して施設管理・食品衛生分野における製品やサービスを提供する、日本におけるリーディング企業です。清掃管理製 品、衛生管理製品、およびコンサルティングなどのサービスを組み合わせた総合的なソリューションの提供を実施できる国内随一の事業者として、今後国内顧客 の個別ニーズをより満たすための製品・サービスのラインナップと提案力の更なる強化を進めていく予定です。同社はこれまで職務執行者であった三隅俊郎氏が 社長に就任し、独立後の新経営体制を主導する予定です。
本件に関して、カーライル マネージング・ディレクター 日本共同代表である安達保は次のように述べています。「ディバーシーは、安定的な国内の清掃・洗浄製品市場における確固たるポジショニングを有しており、 競争力の高い製品・ソリューションのラインアップおよび充実した営業網を活かした今後の成長が期待されます。カーライルは、同社の高い競争力、清掃・洗 浄・除菌に関するトータルソリューションの提供というユニークなビジネスモデルと今後の高い成長性を評価し、今般の出資を決断するに至りました。今後、 カーライルは新社長である三隅氏を中心とした同社の新経営陣と協力し、ディバーシーを全力で支援して参ります。また、独立を通して新しい成長ストーリーを 実現できるよう、プライベート・エクイティ投資会社として事業・資本の両面において支援する実績を築くことができるよう邁進する所存です。」
ディバーシーの新社長に就任する予定の三隅氏は、次のように述べています。「独立後のディバーシーは、国内顧客のニーズに的確に応えることが可能と なる組織体制を構築し、国内事業に最も適する戦略を実施できるものと確信しております。一方で、シールドエアー及びシールドエアーのディバーシー事業との 協力関係は継続し、高品質の製品・サービスを顧客に対して引き続き提供します。」
また、シールドエアーの会長兼CEOであるウィリアム・ヒッキー氏は、次のように述べています。「シールドエアーは、食品の安全、施設の衛生管理、 保護包装の分野において、グローバルにプレゼンス向上を目指す戦略を掲げており、本件取引の結果、アジア地域における他の成長分野に経営資源を集中させる ことができます。ディバーシーは日本でのリーディング企業であり、シールドエアーは今後もディバーシーとの良好な提携関係を保ち、製品開発・供給や共同調 達、顧客への質の高いサービス提供において協力を継続する予定です。」
【カーライル・グループについて】
カーライル・グループ(CG:NASDAQ)は、グローバルに展開するオルタナティブ(代替)投資会社で、2012年6月30日現在、99のファンドおよ び63のファンド・オブ・ファンズを運営し、その運用額は総額で1,560億ドルにのぼります。カーライルの目的は、賢明な投資を行い価値を創造すること です。カーライルは、アフリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中東、北米、南米において、4つの分野「コーポレート・プライベート・エクイティ」 「リアルアセット」「グローバル・マーケット・ストラテジー」「ファンド・オブ・ファンズソリューション」で投資活動を展開しています。カーライル・グ ループは、航空・防衛、ガバメントサービス、消費財・小売、エネルギー、金融、ヘルスケア、産業、テクノロジー、サービス、通信、メディア、輸送など、幅 広い業界における知見を有しています。現在世界6大陸の32のオフィスに1,300名の社員がいます。
詳細はウェブサイト www.carlyle.com; www.youtube.com/onecarlyle www.twitter.com/onecarlyle をご参照ください。
【ディバーシー合同会社について】
ディバーシー合同会社はビジネスカスタマーの分野に対して清掃・洗浄・除菌に係る製品やソリューションを提供する、日本におけるリーディング企業です。 1962年の日本ジョンソン社設立以来、さまざまな食品、飲料、施設をより安全で衛生的にするために優れた製品・サービスを提供して参りました。ビルメン テナンス、リテール、フードサービス、ホテル、ヘルスケア、飲料・乳業・加工食品工場等、多様なエンドマーケットに対して、洗剤、清掃装置及びサービスを 組み合わせ、専門技術とノウハウを活かしたトータルソリューションをお客様にお届けしております。詳細はウェブサイトwww.diversey.co.jpをご参照ください。
【シールドエアー・コーポレーションについて】
シールドエアーは、食品の安全、施設の衛生管理、保護包装の分野におけるグローバルリーディング企業です。保護包装ブランドであるBubble Wrap®や食品包装ブランドであるCryovac®、清掃・洗浄ブランドであるDiversey™等、世界的に有力なブランドを有しており、お客様に効 率的かつ持続的なソリューションを提供することでビジネス価値を創造し、消費者の皆様の生活の質を高め、将来の世代のために世界をより安全に、より健康的 にするお役に立っております。シールドエアーは、約26,300人の従業員と共に175ヵ国で展開しており、2011年度に81億ドルの売上高(プロ フォーマベース)を計上しました。詳細はウェブサイトwww.sealedair.comをご参照ください。
<本件に関する問合せ先>
カーライル・グループ
広報代理店:オグルヴィ・パブリック・リレーションズ・ワールドワイド・ジャパン株式会社
担当:友永 / 内田
Tel:03(5793)2376、2380
Email: CarlylePress.Tokyo@ogilvy.com
シールドエアー
メディア担当:Ken Aurichio
Tel:201(703)2164
Email: ken.aurichio@sealedair.com
以 上