News Release

クオリカプス・グループによるファーマフィル社の買収について

2007-001JP

医薬品・健康食品向けハードカプセル等の製造販売をグローバルに展開するクオリカプス株式会社(本社:奈良県大和郡山市、代表取締役会長兼CEO ハーバート・エル・ヒューギル、以下、「クオリカプス」)は16日、北米を中心としたハードカプセル製造会社であるファーマフィル社(本社:加オンタリオ州ウィンザー)の買収を完了しました。

クオリカプスは、2005年にカーライル・グループ(以下、「カーライル」)の出資を受けて経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施し、以来、積極的に成長戦略を進めてきました。クオリカプスは現在、ゼラチン、非ゼラチンのハードカプセルとカプセル充填機及び関連機器を、全世界の市場においてフルラインで提供しています。

ファーマフィル社は1965年に創業して以来、主に北米市場において40年以上の実績と高い評価を得ております。今回の買収によって、ファーマフィル社はクオリカプス・米国グループの子会社になります。

本件に関して、クオリカプスの代表取締役会長兼CEO ハーバート・エル・ヒューギルは次のように述べています。

「ファーマフィル社の買収により、当社は新たに経験豊かな経営陣と人材を得ることができます。またファーマフィル社が有する高品質な生産能力と、北米市場における医療や健康食品の有力な顧客との関係は、クオリカプスの成長戦略に完全と一致するものです。」

また、ファーマフィル社の共同CEOであるバンチョ・シロブスキーは次のように述べています。

「今回、幅広い製品ラインアップとグローバルな展開力を誇るクオリカプスの傘下に入ることによって、ファーマフィル社はお客様に対し、豊富なカプセル製品と関連機器をご提供できるという付加価値を得ることができます。それによって成長を目指すお客様のニーズにお応えすることができると考えます。」

カーライルは、投資先企業の成長戦略の実現に向けた積極的な事業展開等を支援するとともに、本件のような追加買収を進めることで、引き続き投資先企業の長期的な成長と企業価値の増大に貢献して参ります。

以 上

 

クオリカプス株式会社について

クオリカプス株式会社は、1965年の設立以来、高品質の医薬品、健康食品用カプセルならびにカプセル製造装置、関連機器の開発・製造・販売を日米欧3拠点を軸に展開するグローバル企業です。昨年2月には、新設されたグループCEOにハーバート・エル・ヒューギルが就任し、グローバルな競争力の更なる強化を目指しております。クオリカプス・グループは、2005年8月にカーライル・グループをスポンサーとして、マネジメント・バイアウト(MBO)方式で塩野義製薬株式会社より独立いたしました。詳細はウェブサイトwww.qualicaps.co.jpをご参照ください