News Release

カーライル、株式会社おやつカンパニーの株式譲渡契約締結に関するお知らせ

世界有数の投資会社であるカーライル(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広、以下「カーライル」)は本日、カーライルが保有するスナック菓子メーカーである株式会社おやつカンパニー(以下「おやつカンパニー」)の株式を、D Capital株式会社が管理・運営するファンドがその全ての株式を保有するDC Joes1株式会社に譲渡することに合意いたしました。

1948年創業のおやつカンパニーは国内大手のスナック菓子メーカーであり、ベビースターラーメン等のスナック菓子を国内外の消費者向けに幅広く提供しています。

カーライルは20145月におやつカンパニーの過半数株式取得および戦略的業務資本提携後、カーライルが有する消費財セクターにおけるグローバルなプラットフォームと深い知見を活用し、主に国内で事業展開していたおやつカンパニーがグローバルなスナックメーカーへ飛躍するための成長支援を行ってまいりました。同社との業務資本提携期間中、カーライルはおやつカンパニーと協働して、経営基盤およびガバナンス強化のほか、海外の計14の市場におけるおやつカンパニーのグローバル展開を加速させ、自動化による製造効率の最適化や、マーケティングおよび研究開発プラットフォームの強化を支援してまいりました。本年度(20227月)の業績を基にすると、業務資本提携開始時と比較して、おやつカンパニーの連結売上高は25%増加、海外売上高は3倍に増加しました。

カーライルの日本副代表兼マネージング・ディレクターの富岡隆臣は、「おやつカンパニーのイノベーション、業務効率およびグローバル化を強化するサポートができたことを誇りに思います。おやつカンパニーは過去8年間に亘り強固な基盤を構築しており、次の成長ステージに進む準備が整っていると考えています。これまでの信頼とパートナーシップについて、同社経営陣のみなさまに感謝すると共に、おやつカンパニーの今後の益々の発展を期待しています」とコメントしています。

カーライルは日本において、多くの投資先企業の事業成長と価値創造を支援してきました。2000年に日本市場に参入して以来、総額4,500億円以上となる計35件のプライベート・エクイティ投資を行っています。カーライルは消費財・メディア・小売りセクターで豊富な投資実績を有しており、これまでの投資案件にはオリオンビール株式会社、株式会社トキワ、AOI TYO Holdings株式会社などがあります。またグローバル全体では、消費財・メディア・小売りセクターにおいて250億ドル以上の投資実績を有しています。(20229月末現在)。

 

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カーライルについて

カーライル(CG:NASDAQ)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3 つの分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に投資を⾏い、価値を創造することであり、2022年9月末時点の運用資産は総額で3,690 億ドルに上ります。現在、世界5 ⼤陸の29 拠点に約2,100 名以上の社員を擁しています。カーライルは、日本に特化した円建てのバイアウト・ファンド、「カーライル・ジャパン・パートナーズ」を運用しており、これまでに35 件の投資を実⾏しています。また、日本企業の海外展開、事業効率の改善、経営インフラの強化などを支援してきた実績を有します。
詳しくは、
www.carlyle.com をご覧ください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
カーライル広報代理:
Kekst CNC 大谷 みな子、田辺 圭弥
電話番号:03-5156-0190 / 03-5156-0102
Emailcarlyle@kekstcnc.com