ウォルブロー・エンジン・マネジメント株式取得に関するお知らせ

報道関係各位

カーライル・グループ

　グローバルに展開するオルタナティブ（代替）投資会社であるカーライル･グループ （日本共同代表：安達保/山田和広、本社：米国ワシントンD.C.、以下：カーライル）は本日、グローバルな小型エンジン用部品メーカーである Walbro Engine Management（ウォルブロー・エンジン・マネジメント、本社：米国アリゾナ州、以下：ウォルブロー）の発行済み株式すべてをサン・キャピタル・ パートナーズから取得したことを発表しました。

　アリゾナ州ツーソンに本社を置き、日本に大規模な営業、研究開発および生産能力を持つウォルブローは、屋外用動力機械業界向けで世界最大のキャブ レター製造会社であり、また燃料および吸排気系コンポーネントの大手メーカーでもあります。ウォルブローはタイ、中国、およびメキシコにも製造施設を有し ています。

　ウォルブローのCEOであるトニー・マーティン（Tony Martin）は、次のように述べています。 「ウォルブローはお客様のニーズを予期し、さらなる環境保護に資する革新的なソリューションを提供することにより、世界の小型エンジン業界のリーダーとな ることを目指しています。今回の投資は、グローバル市場の需要増大に応えるという当社の目的に沿ったものであり、この成長をさらに推進するため、カーライ ルの世界的なネットワークを活用していきます。」 「世界各地で革新的な製品開発・製造・販売活動に従事する、当社従業員の取り組みを誇りに思うと共に、カーライルの支援の下で企業価値を高め、ウォルブ ローの更なる成長を実現します。カーライルの経営資源を活用し、お客様が事業面の課題や環境規制に対応する上で必要とする製品や技術を、今後も提供してい きます。」

　カーライル マネージング・ディレクター 日本共同代表の山田和広は次のように述べています。 「ウォルブローはグローバルに事業を展開し、優れた経営陣によって率いられています。カーライルは、世界中に有するネットワークと資金力を活用し、ウォルブローの更なる製品革新と、世界市場における成長実現を支援します。」

【カーライル・グループについて】
カーライル・グループ(NASDAQ:CG)は、グローバルに展開するオルタナティブ（代替）投資会社で、2012年6月30日現在、99のファンドおよ び63のファンド・オブ・ファンズを運営し、その運用額は総額で1,560億ドルにのぼります。カーライルの目的は、賢明な投資を行い価値を創造すること です。カーライルは、アフリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中東、北米、南米において、4つの分野「コーポレート・プライベート・エクイティ」 「リアルアセット」「グローバル・マーケット・ストラテジー」「ファンド・オブ・ファンズソリューション」で投資活動を展開しています。カーライル・グ ループは、航空・防衛、ガバメントサービス、消費財・小売、エネルギー、金融、ヘルスケア、産業、テクノロジー、サービス、通信、メディア、輸送など、幅 広い業界における知見を有しています。現在世界6大陸の32のオフィスに1300名の社員がいます。

【ウォルブローについて】
1950年創立のウォルブロー・エンジン・マネジメントはアリゾナ州ツーソンに本社を置き、屋外用動力機械業界向けで世界最大のキャブレター製造会社であ ると共に、屋外用動力機械、海洋機器、レジャー機器、および二輪車向けの点火システム、燃料噴射と吸排気/燃料系コンポーネント、および燃料タンクと供給 コンポーネントの大手メーカーでもあります。ウォルブローは米国、日本、タイ、中国、およびメキシコにおいて2,200名の従業員を雇用しています。詳細 についてはwww.walbro.comをご覧ください。

<本件に関する問合せ先＞
カーライル・グループ
広報代理店：オグルヴィ・パブリック・リレーションズ・ワールドワイド・ジャパン株式会社
担当：友永 ／ 内田
Tel：03（5793）2376、2380
Email: CarlylePress.Tokyo@ogilvy.com

以　上